概要

ABOUT



東京工業大学 大学院特別専修プログラム『実践型アントレプレナー人材育成プログラム(PEECs:Practical-based Entrepreneurship Education Courses)』は2018年度に開講しました。


現代社会では、将来を牽引する新規産業創出に向けたイノベーションを活性化するため、大学シーズを基にしたスタートアップ企業の創出や既存企業による新事業の創出を促進する人材の育成が強く求められています。
本プログラムでは起業や新規事業に挑戦し、価値創造と社会変革(イノベーション)を導ける人材の養成を目指しています。


複数の実践的なPBL(課題解決型学習)、演習やアクティブラーニング、MOT教育等により創造性、問題設定力、課題解決力、チームワーク力、ビジネスマインド、事業化方法論、起業家精神、事業化手法等が修得できます。


プログラム修了生は各種コンペ・コンテスト・カンファレンスへ出展するなど活躍しています。

履修対象者:
修士課程および専門職学位過程の学生
主な対象コース:
ライフエンジニアリングコース(分野融合系)
生命理工学コース(生命理工学系)
都市・環境学コース(建築系、土木・環境工学系)

本プログラムの特徴

  • (1)本学の複数の大学院コース(ライフエンジニアリング、生命理工学、都市・環境学)、およびイノベーション科学コースを横断して開講しており、専門分野の異なる大学院生が混成チームを形成し、課題発見・解決に取り組んでいます。
  • (2)東邦大学医学部との医工連携による大学院教育を実施しています。更に、横浜市やベンチャー企業との官学・産学連携による課題抽出・課題解決にも取り組んでいます。
  • (3)スタートアップ企業のCEOを招いて、起業の現状や実例の把握、スタートアップに必要な知財戦略基礎が習得できます。また、実例を使った事業化シミュレーションをグループで実施することで、実際の事業化も体験できます。また、弁理士や産学連携本部のURAによる特許取得の指導やサポートも実施しています。